テルペン(terpene)は植物や昆虫、菌類などによって
作り出される生体物質。
植物に香りや風味を与える成分に含まれていて、
揮発性で独特な香りを持っていて、
血圧を下げる働きやリラックスさせる働きがあります。
つまり、刺激的な強い香りの多くはテルペンが生み出すもの。
身近なところでいえば柑橘系の
さわやかな香りでスッキリした気分になるのは、
香気成分によって脳内でリラックス時に
発生するα波が出るからだといわれています。
また、スギやヒノキなどの木の種類には
人をリラックスさせるものがあり、
その香りによって落ち着いたり
血圧や血流が下げるという報告もあります。
テルペンによる香り成分は神経系や免疫系などに
働きかけることでストレス解消や心身のリラックスに
効果があるといわれ、
アロマテラピーや香水などに幅広く使わています。
この刺激的な強い香りが
虫や草食動物を寄せ付けず、
菌類から守る役目を果たすなど植物は
独自の進化を遂げてきました。
それでは大麻草にも独特な
テルペンが含まれています。
大麻草に含まれているテルペン